中学校のクラブ活動中に熱中症にかかりました。
その年は特に暑い日で、外に出るのも嫌になるほどでした。
私がその時に在籍していたのはバトミントン部でした。
当日、熱射病というのはよく聞いた事があって、
熱中症はそこまで聞く言葉ではありませんでした。
なので、母親からも帽子はよく被る様に、日射病になるからという言葉は聞いていたものの、
熱中症に気をつけるのよ、という言葉は聞きませんでした。
バトミントン部の特性があります。
それは、部屋を締め切ってバトミントンの部活動を行うということです。
なぜかと言うと、まず、羽が窓から入ってくる風に飛ばされないように、
というのとカーテンもします。
それは、光が窓から入ってきて眩しくて羽が見えなくなるという点でした。
この環境においても体育館は空気と暑い温度でムンムンとしていた状況でした。
小さな小窓が体育館の下の方だけ空いてはいましたが、あまり効果がないかんじでした。
バトミントン部は夏は暗い中でするし夏は大変よねーっという友人の声もあるくらいでした。
同じ体育館のほうでは剣道部が場所がなくて、舞台の上で活動していましたので、
それはそれで大変だろうなあと思ってもいました。
私が熱中症になったのは、そのバトミントンの素振りの練習をしていた時でした。
目の前がチカチカしてきて、おかしいな?と思っていました。
最初は気にも止めていなかったのですが、
徐々に目チカチカが酷くなって目が見えなくなる程なのです。
目が見えているんですが見えないといった感じですかね?
その後に目の周りから痛くなってきて、激しい頭痛に襲われたのです。
立っているのもやっとな感じで、
すぐ担任の先生に話して自宅に帰ることになりました。
が、あまりの頭痛にどうやって家に着いたのか分からないくらいの痛さだったのです。
水を飲むようにとは言われていたし、日にあたっているテニス部と違って
まさか、という感じでした。
その時は、自宅に帰ってとにかく休まなければと思い、すぐ寝床に着きました。
最初は頭痛痛さで寝付けなくて大変でしたが、
徐々に眠りにつけて3時間くらい寝たあとに、
少し残っているものの目がチカチカするのもなくなり安心しました。
特にその後は病院にいったりもしなかったですが、
暑かったことからコレが熱中症の症状だと分かって驚きました。
それからは熱中症になることはありませんでしたが、
日照りの強い外ではなくても熱中症にかかることがあるといのが分かって
以後気をつけて水を飲んだりするようにしています。