夏バテの原因は肝臓にあり

夏バテになっても、「暑いからなんだか元気がない」とだけ考えている人も多いでしょうが、

実は夏バテの原因は「肝臓の疲労」と関係があると言われています。

 

夏バテの主な原因は、「冷たいものや生ものの食べ過ぎ」、

「冷房による体の冷え」、「暑さによる睡眠不足」の3つが代表的なものです。

 

夏場に感じる身体の疲労感である夏バテと肝臓は大きく関係しています。

 

肝臓は「お酒のアルコールを解毒・分解するところ」というイメージが強いですが、

様々な機能により人間が活動するための大量のエネルギーを生み出し、

蓄えるというのが肝臓の重要な役割です。

 

肝臓で生み出されたエネルギーは全身に届けられ、そして私たちは元気に生活できるのですが、

お酒の飲みすぎ、栄養の偏り、ストレスなどで肝臓に大きな負担が掛かるとこの機能が低下し、

十分なエネルギーが生み出せない状態になります。

 

十分な休養をしていても身体が「元気がない」、「疲れた」と感じるのはこのためです。

 

そして、このような「肝臓の疲れによる全身の疲れ」は夏場になると一層深刻になります。

 

気温が高くなると、人間の体は体温を一定に保とうとして大量のエネルギーを消費し、

身体にかなりの負担を強いられます。

 

この負担が続くと、身体の調節機能が限界に達し、たまった熱を放出することができなくなり、

だるくなったり、発熱したり、胃腸の働きが低下し、「夏バテ」の状態になります。

 

胃腸の働きが悪くなると、食欲がなくなり、あっさりしたものや冷たいものばかり食べがちになりますが、

そうすると、ビタミン、ミネラル、たんぱく質といった肝臓がエネルギーを

生み出すために必要な栄養が十分摂れず、肝臓本来の力が低下します。

 

すると、胃腸の消化機能はさらに低下し、バテた状態が悪化するという悪循環に陥るのです。

 

 

肝臓の元気を保つために

肝臓の元気を保つために重要なのは、

日常生活の中で「肝臓への負担を軽減する」ことです。

 

例えば、1日6時間以上の睡眠で肝臓を休ませ、疲れた肝臓を回復させたり、

肝臓に脂肪をためないために有酸素運動を1日20縲鰀30分程度続けたり、

そしてお酒を飲む際には1回の量を減らし、飲んだ後はしっかりと肝臓を休ませることも重要です。

 

また、暴飲暴食を避け、

高たんぱく、高ビタミン、低脂肪の食生活を心がけることも大切です。

 

肝臓は病気になった場合に自覚症状がほとんどありません。

「沈黙の臓器」と呼ばれており、健康診断を受けなければ自分自身の肝臓が

どのような状態か確認できないほどなのです。

 

しかし、肝臓に負担が掛かり正常な機能を果たせない状態が続くと

分解されない脂肪が蓄積され「脂肪肝」「肝炎」といった肝機能障害にはじまり、

肝硬変、肝癌など生命の危険に関わる病気に発展するリスクもあります。

日常生活を少し見直して、「元気な肝臓」の維持に努めましょう。

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