人は眠れない時に
「羊がいっぴき、羊がにひき、羊がさんびき・・・」
と数える習慣がありますよね。
あれは本来、英語圏のお話で、
「ワンシープ、ツーシープ、スリーシープ・・・」
と数えるから眠れるのです。
それを日本語で
「いっぴき、にひき、さんびき」
と破裂音を発生させ続けると余計に眠れなくなります。
むしろ、頭のなかで、一定音で「あー」とイメージするなど、
単純なことをイメージすることで雑念から気を逸らしたほうが、
いつの間にか眠りに落ちることができるでしょう。
さらには、眠れなくて悩んでいる場合、
「これをしたら絶対に眠れるはずだ」と考えること自体が、
相当なストレスにもなるのです。
「羊を数えても寝られなかったらどうしよう」と、
余計に緊張を高めてしまうことにもなります。
ベッドに入ってから睡眠がやってくるのを待つのではなく、
眠くなってからベッドにいく。
ベッドに入ってからも眠れない場合は、
あえて「今眠らなくても大丈夫」とポジティブに考え、
一度布団から出て体があたたまる程度のストレッチなどを行うのもいいでしょう。
こうして寝室は眠るところ、という思考パターンを習慣付けるのが
快眠のポイントなのです。