本当の熱中症対策

熱中症という言葉ですが、私の子供の頃は聞いたことがありませんでした。

どちらかというと日射病の方が、よく聞く言葉でした。

 

子供の頃はそんなことは気にせず、炎天下の太陽がサンサンと降り注ぐ中、

帽子もかぶらず遊んでいました。

そこで、具合が悪くなったら日射病と判断されました。

 

しかし、今の時代、日射病という言葉は聞かなくなりました。

逆によく聞くのが熱中症。

違いは何なんでしょうか。

 

聞くところによると日射病は、太陽の直射日光を浴びすぎて、体の水分量が不足して起きる現象ということです。

確かに、子供の頃は部活の最中、水を飲むなと言われたまま何十キロも走ったり、

どう考えても、自分から出る汗の量と飲んでる水分の量のバランスがとれていませんでした。

 

熱中症は、高温の元で動くことにより脱水状態になる総称ということでした。

日射病も熱中症の一部のようです。

 

高校生の頃、バトミントン部でした。

経験された方は分かるかもしれませんが、夏場は地獄です。

まずは室内競技。体育館で行うことになります。

エアコンのある設備の整ったところであればまだ何とかなるのかもしれませんが、そのようなところは稀です。

夏なのにも関わらず、風が入らないように、完全閉め切り。

まぶしいといけないので、暗幕による光の閉鎖。

まるで空間はサウナのようでした。

 

加えて、バトミントンという競技はとんでもなく体力を使います。

ダッシュと長距離走を兼ねそろえた体力が必要になります。

そうです。サウナのような空間の中で、激しい運動をするわけです。

 

加えて私の学生時代は運動中の水分補給は禁止。

今考えると、よく救急搬送者が出なかったもんだと思います。

 

しかし、年に数人かは、部活の最中に倒れてしまいます。

私も経験してしまいました。

 

あの頃は熱中症という言葉は知られていなかったので、日射病と言われていましたが、

太陽を浴びていないのに日射病はおかしくないかとも思っていました。

 

私の経験の場合、なるべきしてなった事態だと思います。

現在は、熱中症という言葉も広く知れ渡り、水分補給は大事ですと気温が上がると報道され始めます。

 

しかし、本当に水分補給だけでいいのでしょうか。

エアコンの効いているところで作業していればそれでいいのでしょうか。

私は異論を唱えてみたいと思います。

 

人間の体は、暑いと感じれば発汗し、それが冷めることにより体温を発散させます。

寒ければ震えを起こし体温を上昇させます。

1年中快適な空間にいては、この作用が働く必要がなく、機能が衰えていっていると思っています。

人間が元々持っている生きるために必要な防衛本能のはずです。

それを文明の利器の力により失ってもいいのか。

 

この防衛本能は自分の身を守るために必要なものと思いますので、

あえて危険な領域に足を踏み入れるぐらいの気持ちも大事なのではないでしょうか。

無理をしてしまっては、熱中症になるので元も子もないですので、

ちょっと今日はエアコン我慢しようか、温度設定上げようか

くらいで慣らしていくことも必要だと思います。

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