体調は万全に、天候にも注意して

本格的な夏に入る前は誰でも

「まだ熱中症なんて大丈夫だろう」と油断しがちだと思いますが、

その油断が危険だということがよく判った出来事がありました。

 

梅雨に入るか入らないかの6月ごろ、私の住んでいる地域で選挙があり

候補者や応援者の人たちがよく地区内を活動で歩いていることがありました。

じめじめしているし、時にはすごく気温も上がるような、夏の前とはいえ暑い日が続いている頃です。

外で作業しているおばあちゃんたちにも「暑いから気を付けてね」と声かけしていました。

 

お昼近くになりそろそろご飯の用意をしないと、と思っていると、

急に義母が大きな声で「ちょっと助けて。熱中症!」と言うので慌てて縁側に出ました。

この時具合が悪くなったのは義母ではなく近くを歩いていた選挙活動中の男の人でした。

 

義母が畑作業をしていたら、何だか様子のおかしな感じで男の人がふらふら歩いているのが見えて、

汗だくで声をかけても返事もしない、とのこと。

「何か水分持っていかないと。それに冷やさなきゃ。保冷剤!」

ととっさに頭に浮かんだのは冷蔵庫にあったスポーツ飲料とたくさんの保冷剤、

そして熱が出たときに使う熱さましのシートでした。

 

義母は、自分は走れないから代わりに行ってあげて、と言うので

その人のいる場所を聞いて探しに行くと、大きな石に腰かけてぼんやり坐っているの男の人を発見。

確かに様子がおかしいです。

話しかけても返事もしませんが、

とにかくこっちは「大丈夫ですか。冷やしますね。これを飲んでくださいね。」

とひたすら声かけしていました。

失礼を承知で、持ってきた保冷剤を男の人のシャツの襟の中から首や肩に当たるように突っ込んで、

熱さましのシートもおでこに張り付けました。

 

どうやらもう一人一緒に歩いていた人がいたらしく、

その人が救急車を呼んでから改めて具合の悪くなった人のところに戻ってきました。

私があれこれ世話焼きしているのを見て「すみません、お世話かけてます。」

などと話をしている間に救急隊員が到着しました。

 

そのころには具合の悪くなった人も少し意識回復し、

私が持って行ったスポーツ飲料も少しずつ飲んでくれていました。

「俺、何でこんなふうになったの。」と自分でも熱中症になったことがよく判らないような感じで、

何と救急車乗車拒否。

「俺はもう大丈夫だから」と病院には行かないと言うので救急隊員も困っていましたが、

私が行った応急処置が効果的だったようで大事に至らなかった、とのことでした。

 

結局、救急車を使わないまま救急隊員はカラで帰ることとなってしまいました。

具合の悪くなった人も相方も「今日はもう帰ります。お世話になりありがとうございました。」

と帰っていきました。

 

後から聞くと、その具合の悪くなった人は実は持病があって、

前日に短期入院から退院したばかりだったとのことです。

しかも、いつも選挙活動で歩くときはちゃんと水分を携行するようにしていたのに、

その日に限って忘れたとか。

あんまり暑くないし、大丈夫だろうと油断したのでしょう。

 

自分の体調やその日の天候などを十分考慮してきちんと自己防衛で対策しなければならないと感じました。

この件ではとっさのことでもうまく「人助け」できましたが、

自分自身も家族も注意しなければと改めて皆で話しました。

正しい知識を持つことの大切さも身に沁みました。

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