夏場になると1度は耳にする単語だと思います、「熱中症」
そして、経験した方も少なくないはず。
そういう私も過去になったことがあります。
では、実際に熱中症になったらどのような対処をすればよいのでしょうか。
・水分補給
これはもう基本的なことですが、あまりの暑さでめまいがしたり頭痛がしたり、
ボーっとしてきたら、すぐにでも水分を摂りましょう。
上記の症状ですと軽度なので、手軽に手に入れられるスポーツドリンク系の飲料がベター。
ドラッグストアが近くにあれば、経口補水液が一番良いのですが、
あまり美味しくない(筆者感想)ので、スポーツドリンクの方が飲みやすいと思います。
ただ、糖分が多いので、少し水で薄めてあげるといいでしょう。
・なるべく日陰、涼しい場所へ移動
夏場の日差しは受けているだけで体力をどんどん奪われます。
ですので、屋内の涼しい部屋、屋外の場合でしたら木陰で風通しの良い所へ「避難」して、
できるだけ体内にこもった熱を発散させましょう。
体温が上がるとどんどん体がよわくなっていってしまうので、
水分補給しながら、涼しい場所で体を休めることが大切です。
・太い血管が通っている箇所を冷やす
それらの場所を冷やすことにより、全身に送られる血液が徐々に冷まされ、体温上昇を防ぎ回復へ誘います。
具体的には首筋、わきの下、太ももの内側。
保冷剤やアイスノンなどで冷やしてあげると、回復も早くなります。
冷やしアイテムがない場合は、タオルを濡らして絞ってあげたものを
上記患部へ当ててあげるだけでも全然違います。
上記3点は「熱中症になってから」の対処法ですが、
下記は「熱中症にならないため」の対処法です。
苦しい思いをする前に、周りに心配をかける前に、自己責任で未然に防ぎましょう。
・やはり水分補給
これはもう、意識的に摂るしかありません。
のどが渇いていなくても、「あ、あんまり水飲んでないな」と思ったら、
一口でもいいから水分を摂っておきましょう。
夏場なら5~10分に一度は摂ってもいいでしょう。
それだけすぐに汗で体内水分を発散してしまいますので。
・規則正しい生活を
これもいわずもかな。
夏場の夜は寝づらいですが、エアコンを上手く駆使して、なるべく快眠できるように心がけましょう。
エアコンをかけずに寝ると、寝ている間に大量の汗をかき、それが原因で熱中症になるケースもあります。
この際、電気代のことは考えず、涼しいお部屋で就寝しましょう。
また、食事も重要です。
夏場だから軽めの食事のみとか、口に含みやすい冷たい麺類のみとか、
偏った食事はやはり体調不良の原因になります。
炭水化物をはじめ、ビタミン、カルシウム、タンパク質などなど、バランスのよい食事をしっかりと。
毎食が難しい方は、せめて3食のどこかでバランスの取れた食事を摂りましょう。
夏場だけ注目されがちな熱中症ですが、実は季節の変わり目や乾燥している冬場もなりえます。
上記対応策を念頭に、熱中症を防ぎましょう。