「猛暑!」というのが、連日の合い言葉のようになって、
朝のTV番組などでも、「熱中症」に関する特集が多く組まれています。
ここには専門的な方も介入されていたり、
時には専門医の方も登場して内容を濃くしてくれる知識も多く、
ただの朝のニュースとして見るのでは勿体ないものも多いのです。
最近の情報を見ていると、
寝る時はエアコンをつけっぱなし、
その上で就寝時には裸に近い衣服やタオルケットではなく、
下半身を暖かくして寝ることを推奨しているなど、
これまで当然のように「頑張って」取り組んできたことの一部は、
NGであることにも気づかされます。
気温を上げて電気代を節約する事以上に、
熱中症にかかって医療費がかかるほうが高く付き、誰もいい思いをすることがありません。
頑張っていたことの一つには、「練習中は水分を摂らない!」といわれていた部活動などは論外で、
根性論ではなく、命を守ることの意識のほうへようやく動き出したことにも驚きです。
特にシニアの水分補給が念押しのように言われている理由が、
暑さ、喉の渇きを感じる感覚が鈍くなっていることにあるそうです。
是非、「時間を決めて飲む!」ということを習慣にしましょう。
例えば、朝食と昼食の間には必ずコップ一杯飲む、などです。
朝の起き抜けには水分を摂る人も多いですが、他のことに熱中していたて、
気づかないうちに午後まで何も飲んでいなかった、というケースは案外あります。
水分を絶やさないようにしましょう。
また、暑さなれしていない時期も注意が必要で、
8月という一番暑い時期よりも、7月のほうが重症化することが多いようなのです。
暑い、という改めて思うほどのことではないことを、敢えて自分の体に言い聞かせ、
意識に働きかけることは、とても大切なことなのです。
また、「暑さ指数」という言葉をご存知でしょうか。
これはWBGTと表記されていたりもしますが、実はアメリカで公安された暑さの指標なのです。
熱中症の予防が意図されていて、気温、湿度、日射や輻射など、
周辺の3要素を元に危険度が段階化されています。
①注意②警戒③厳重警戒④危険という具合です。
勿論、サイトで確認することが可能です。
こうした事を含め、毎朝一日の始まりからできるだけ情報、知識を取り入れ、
自分なりの対策を顧みながら日中を過ごすことが、夏を乗り切る上で非常に重要になります。
是非、早起きして上手に情報を活用していきましょう。