汗かきにとって、冷房の入らない5月、蒸し蒸しする6月からは命が危険な感じさえします。
それでも何とか生きていかねばなりません。
私のやり方をお知らせしましょう。
①下着を選ぶ
とにかく汗を吸って早く乾くものを。
でも、「速乾」のものでも、化繊のものは却って肌がやられたりします。
私が使うのは。、綿85%、ポリエステル15%くらいのもので、サイズは1サイズ大きめにします。
そして裏返して着用します。
汗をかき続ける皮膚に同じ場所が常に摩擦されると、みみずばれができやすく、痛くてしみる。
なるべく体の周りは擦れないほうがいいです。
②熱中症を防ぐ
風を常に得ることです。
扇子、うちわ、卓上扇風機、なんでもかまいません
とにかく風で体を冷やすこと。
体内に熱がこもってしまうと、トイレでも自分の出したものが熱く感じられます。
これは危険信号です。
首のまわりに濡らしたハンカチを巻き、それがかわくまで風にあたりましょう。
濡れたハンカチを心臓の上にあてて涼んでも効果的です。
冷やしていると、意識が戻ってくるのが自分でわかります。
それだけ体は大変なことになっていた証明です。
水分もとりましょう。すこし塩をふって、水をコップ半分ずつ飲んでいきます。
30分でコップ1杯、一日で1.5リットルは取りましょう。
年齢があがるほと、水分保持率がへるので、喉が渇く前に飲む習慣をつけるとよいです。
③10時から4時は出歩かない
カンカン照りの中、歩いたりしたらいけません。
亡くなった祖母は、参議院選挙の投票に、遠い投票所へ行くために歩き、熱中症になり、
入院した後体の調子が戻らず、ついには長期入院になり、
寝たきりになって家に戻りましたが、半年後亡くなりました。
つい、「そこまでだから」と日傘もささず、炎天下に20分歩くことが、
年配の方にとってどれほどの危険な行為か、家族の方は注意してあげて下さい。
帰ってきたときはそれほど体調が悪すぎるとは思われないのが熱中症の怖いところです。
夜中になって、心臓がトキドキしたままちっともおさまらず、
高血圧のせいだと思ってもらっていた血圧の薬を飲んだりしていたようです。
気づけなくて、慙愧に耐えません。
歩くなら、太陽が翳ってからにしてください。とても危険です。
自分でも、熱中症による体調悪化は気づきにくいのです。