条件が重なれば

自分は26歳の頃に熱中症にかかったことがあります。

自分はその頃、お客さんの家の掃除のお手伝いをするハウスクリーニングのようなバイトに就いていて、

芝刈りや、壁の塗装といった様々な手伝いをしていました。

 

その日はとても暑くて35度を超える猛暑日でした。

そしてそんな中で、倉庫の片づけの手伝いを始めました。

 

実はこの日、現場の家へは車ではなく自転車で向かったのです。

車はちょうど車検に出していて、それでも現場の家は近い場所ばかりだったので、

ガソリン代をケチって高をくくった結果、代車を頼まずに自転車で通うことに決めたのです。

 

そのため、仕事をする前から30分以上自転車を運転してきたので、

着いた時には既に喉が渇いている感覚はありました。

そこで自分は水をコップ一杯だけ飲んでから作業に移りました。

しかし作業をして2時間すると喉の渇きばかりでなく、めまいも少しするようになりました。

倉庫の中はモワッとしていて熱がこもっているようなサウナ状態だったので、ますます気分が悪くなったんです。

 

しかし自分は他の作業している人たちに迷惑かけたくないし、

あと一時間で昼休憩だという思いから休憩も取らずに作業を続行してしまいました。

すると30分後にいきなり吐き気に襲われてその場に倒れてしまい、

しかもめまいと同時に手足がしびれる感覚に襲われました。

自分はその状態を熱中症だとは思っていなかったんですが、後から聞けば熱中症の症状であり、

無理をした結果、他の人たちに迷惑をかけてしまいました。

 

高校の頃は30度以上の日に体育祭を行ったりしていても全然熱中症にならなかったので

まさか自分が熱中症にかかるとは知らず、

その頃は、「熱中症は年寄りの世代の人がかかりやすい」

というイメージを持っていたので話を聞かされるまで信じられなかったのですが、

若い人でも条件さえととのえば簡単にかかってしまうのだと身をもって知りました。

 

それから熱中症のことを少し調べて自分の熱中症対策方法は間違っていることに気づかされました。

自分は水さえあれば水分は足りると思っていたのですが、

実は塩分も抜けているし、水分補給として一番最適なのは人間の体液に近いスポーツドリンクなのです。

 

スポーツドリンクの成分は病院の点滴薬の成分とほぼ一緒なので吸収しやすく実に理にかなった飲み物で、

水だけ摂取するというのも熱中症対策としては間違った方法なのです。

調べるまでスポーツドリンクはただの清涼飲料水だという考え方だったんですが、

熱中症にかかってからは暑い日の現場には必ずスポーツドリンクを持っていくようになりました。

 

熱中症というのは、「自分は大丈夫だろう。健康体だから」という思い込みで招く症状なのだと思います。

ですから具合が悪いと思ったら仕事をしていても一旦中断して、

水分補給などの対策を講じる必要があります。

30度を超えたらむやみに外出するのも控えて、

「暑さに負けるな」という感情論で命を落とさないようにしたほうが賢明だと思います。

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