去年の夏、熱中症になりました。
連日35度を超える猛暑が続いてました。
出かける際には、帽子をかぶり水筒を持参していきました。
水分もこまめにとってたんですが、家に帰った途端気分が悪くなり、ベッドに横になりました。
冷却シートをつけて休んだら気分がよくなりました。
家の中に居る時も気分が悪くなったんです。
猛暑が続いたので、無理せずエアコンをつけてちゃんと水分をとっていたんです。
何が悪かったのかと考えたら、冷たい飲み物ばかり飲んでいたせいだと気付きました。
暑さに負けて、氷を沢山入れて飲んでたんです。
調べてみたら、水分のとりすぎは、排出されるときミネラルも一緒に出ていくそうです。
それに体を冷やすと夏バテの原因になると知りました。
暑いからといって冷たい飲み物、アイスばかりとるのは夏バテ対策に逆効果です。
水分補給は冷たいものに気をつけた方がいいです。
冷たい飲み物に気をつけて、
バランスのとれた体に吸収されやすいスポーツドリンクや、常温の水を飲むといいです。
熱中症になった場合の処置は、まず全身を冷却します。
体に水分を散布して送風を行う、冷水に浸す、氷嚢を頸部や腋の下、足の付け根にあてる。
全身をできるだけ冷却して、体温を低下させます。
軽い症状の時は、腹筋や手足が痙攣する、めまいや短い間気を失う状態なら、
風通しのよい所で衣服をゆるめて横になり、食塩水を飲むと回復します。
めまいや疲労感、頭痛、吐き気、嘔吐、多量の発汗などいくつかの症状があっても
体温の上昇がなければ、命にかかわる事はありません。
安静にして水分や塩分を補給して、これ以上重症化させない事が大切です。
重症の場合は一刻も早く救急車を呼んで下さい。
意識障害や全身痙攣を伴う場合は、一刻も早く救急車で病院に運ぶ必要があります。
体温が41度を超えている事もあるので、病院に到着するまでの間は、
扇風機などで風を送ったり、水に濡らしたガーゼで体を拭いたりして、
患者さんの体を冷やし、体温をできるだけ38~39度程度にまで下げる事が大切です。
この状態であれば、脱水症状や電解質の喪失がおきてる可能性もあるので、
静脈注射による輸血が必要な場合もあります。
日の平均気温が27度、一日の最高気温が32度超えると熱中症にかかる人が急増するとされています。
屋内にいても熱中症になる事もあります。
正しい水分補給が大切です。