熱中症対策は水だけでは駄目

これは私の息子の事です。

まだ社会人になって間もない頃、徳島の阿波踊りに参加した時の話です。

 

徳島の阿波踊りと言えば全国的にも有名なイベントですよね。

息子もその阿波踊りで、着ぐるみで参加すると言うので

水分補給にはスポーツドリンクを飲むようにと言って聞かせ、

息子も十分わかっていると言うのでそこまで心配はしませんでした。

 

1カ月程前から阿波踊りの練習も始まり、着ぐるみをかぶり練習していた様ですが

特には問題ない様で「心配し過ぎ」だと思っていました。

 

そしていよいよ当日本番の日がやっって来ました。

初めての参加で緊張していたと思います。

いざ着ぐるみで阿波踊りスタートです。

大勢の観客の中着ぐるみに身を包んだ息子はいつになく張り切っていたそうです。

 

会社側も着ぐるみ担当の方がいて水分補給のメンテをしてくれていたそうです。

息子は初めての阿波踊りに興奮もしていたのでしょう。

小さな子供達と写真を撮ったり抱っこしたりと、大サービスで走り回り

メンテ担当の方に水分補給をするよう言われたそうです。

もうすぐ休憩だからと、息子は休憩まで水分補給する事無く休憩の時間になったそうです。

 

着ぐるみを脱ぎホッと一息。

メンテ担当の方が冷たいお水を下さりカラカラの喉を癒そうと息子はお水を飲んだそうです。

しばらくして息子は両手のシビレに「何かおかしい」とメンテ担当の方に言った後倒れたそうです。

その場は騒然としたそうです。

 

幸い阿波踊りの、あるグループの方々が前日同じような感じで倒れられた方がいたらしく

すぐさま駆け寄り着ぐるみの下半身も脱がせ下着1枚の状態にしたそうです。

両脇に氷を挟みある方はすぐに救急車を呼んで下さったそうです。

 

救急車が到着し息子は病院へと運ばれ直ちに点滴が施され30分程で意識も戻り事無きを得ました。

病院の先生の話では電解質0の状態だったそうです。

あの時冷たい水を一気に飲んだ事で倒れるはめになったとか。

スポーツドリンクだったらそうはならなかったと言う事だそうです。

 

熱中症は水分補給をしていればいいのだと思いがちですが、

実は塩分やカリウム等も同じくらい大事でこのバランスが取れない所に水を飲む事で、

余計に塩分等が薄くなり倒れてしまったと簡単な医師の説明があったそうです。

 

その日は大事を取り1日入院して帰ったそうです。

何も知らずしばらくして聞かされわたしは背筋が凍りました。

何も無くて幸いでしたが、亡くなる方も少なくない熱中症。

身体の熱が体内にこもらない様、水分補給は水だけではいけないのだと言う事をもっと知って欲しいですね。

 

毎年熱中症で亡くなる方がいる限り決して油断しない様、

塩分やカリウムのバランスも考え水分補給したいものです。

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