外で畑仕事をしている際に、急に頭がぼんやりとしてきたので松の木の下に行き座りました。
おでこを触ってみると熱が出ていたので、持っていた携帯電話で家にいる妻を呼び出しました。
電話で症状を伝えると、妻はすぐにこちらにやって来てくれました。
そして私を車に乗せて近くの病院まで運んでくれました。
1人では歩けなかったため、妻に肩を貸してもらいながら院内に行き、受付に事情を説明しました。
すると、受付は私が急患だと判断してくれたらしく、治療ができる部屋へと案内してくれました。
部屋の中には医師が1人いて、私の身体の状態を丁寧に調べた後、「熱中症ですね」と言いました。
心当たりについて聞かれたので、外で帽子を被らずに畑仕事をしていることを伝えました。
その話を聞いた医師は、「猛暑の中で帽子を被らずに外にいたのが熱中症の原因です」と言いました。
私も愚かな行為だと感じていたので、何も言葉が浮かばなかったです。
妻にも心配されたので、次からは注意しようと思いました。
その後、点滴をつけて院内の一室で数時間ほど休みました。
点滴のおかげで身体の状態は改善していたため、看護師に身体が良くなってきたことを伝えました。
看護師は「もう大丈夫ですよ」と言って、家に帰る許可を出してくれました。
そして妻の車に乗せられて、無事に家に帰ることができました。
仕事を続けるのは大事なことですが、自身が倒れては元も子もないことをこの時に学びました。
仕事から帰って来た子供からも注意されたため、
次から家族に心配をかけないようにしようと心に誓いました。
以前のことで懲りたので、次からは熱中症にならないように帽子を被ることにしました。
また、熱中症対策グッズとして、麦茶が入った水筒も持ち運ぶようになりました。
「麦茶にはミネラルが含まれている」と、看護師が言っていたので、夏場は頻繁に飲むように心がけました。
味も悪くないので、飽きずに飲むことができています。
再び畑仕事を開始しましたが、帽子のおかげか暑さをあまり感じなかったです。
それに続けて作業をせず、休みながら仕事をするように変更したので、これも暑さ対策に役立っています。
近所の人にも私が体験したことを教えてあげました。
熱中症対策は夏場には重要なことなせいか、私の話を熱心に聞いてくれたので嬉しいと感じました。
また、近所の人は「聞いたことを生活に役立てます」と言ったので、教えた甲斐があったと満足しました。