身近な人が熱中症になった時―熱中症は他人事じゃない

熱中症は他人事じゃない!と実感したのはつい先日のことです。

会社の同僚(50代男性)が熱中症になったのです。

その頃は梅雨明け前で湿度が高く、連日最高気温が30度を超えていました。

午前中取引先へ出かけていた男性社員が、午後になってふらふらしながら事務所に戻ってきたのです。

 

どうしたのか聞いてみると、本人はどうやら熱中症かもしれないというのです。

ギラギラと日が照り、アスファルトの照り返しも厳しく、

熱風が吹いているビルの谷間を歩いていたら、急にめまいがして、

足元が崩れていくようにフラフラしたそうです。

吐きそうで気分が悪く、頭痛もすると言います。

よく日に焼けているはずの顔色は土気色になっています。

 

素人目にも熱中症だろうと思われ、

幸い同じビルの中にある医療機関がありますので、一人で行かせることに。

彼はしっかりと話していたし、歩くこともできたからです。

 

ところが、お医者に行こうとした歩き出した彼は、よろよろと休憩所の椅子に座り込んでしまいました。

足元がふらつき歩けなかったのです。

体の大きな彼に肩を貸して、お医者まで行くわけにはいきませんし、

救急車が必要なほどの重症には思えませんでした。

 

それで、ポカリスウェットを飲ませて、冷たいタオルで頭と首を冷やしながら、

クーラーの効いた部屋でそのまま寝てもらいました。

 

ポカリは少しだけ飲み、体を伸ばして3時間ほど寝ていたと思います。

時々様子を見に行くと、土気色の顔色のまま熟睡していました。

しかし、やがて咳き込むと、吐き始めました。

お昼ご飯を食べていないため、吐しゃ物は胃液だけでしたが、しばらく吐き気は収まらないようでした。

 

その時飲ませたのは、塩のタブレットと水です。

塩のタブレットは社員の一人がたまたま持っていたのです。

結局彼はお医者にはかからず、早退して帰宅しました。

電車では座って帰ったものの、ずっと吐き気と戦っていたそうです。

 

その夜には回復し、空腹もあって夕飯はたくさん食べたそうです。

後で熱中症について調べてみると、熱中症はそのままにしておくと、死に至ることもある、怖い病気でした。

黙って寝かせておかずに、救急車を呼んで病院に連れて行けばよかったと反省したのです。

 

ふだん私たちは熱くなると汗をかき、その汗の気化熱が体の体温を奪ってくれるのですが、

熱中症にかかると、体は機能を失い、うまく体温を調節できなくなるそうです。

高すぎる熱は体の組織を破壊します。

ですから、あの時私は同僚の熱を下げるために、保冷剤や氷水を首やワキなど、

大きな血流のある場所にあてて早く冷やしてあげなければいけなかったのです。

 

この次に誰かが熱中症にかかったら、

今度はちゃんとすぐに病院に連れて行くことと、体の熱を下げることにします。

とはいえ、そんな機会はないほうがいいのですが。

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