熱中症になりにくい体質つくり

熱中症という症状は今に始まったわけでなく、昔から存在しています。

昔といえば、今ほど酷暑というのはないにしても、冷房が完備されてませんでした。

それでも例を挙げると、炭鉱労働者は今から考えると

想像を絶する暑熱の中で危険と隣り合わせの悪条件で働いていた時代、

さらには産業用の炉のオペレーターとして火の回りの作業が日課であった時代、

などを通して人々はなんらかの暑熱という悪条件下でも生き抜いてきたのです。

 

彼らの暑熱への対処の仕方に、熱中症になりにくい体質つくりのヒントがあるはずなので、

これからひも解いてみましょう。

 

 

1.暑熱環境への耐性をつける

暑いからといって冷房の部屋を渡り歩いて汗をかかない生活が普通になっている、

と言う人は圧倒的に暑熱耐性が低いと考えるべきです。

炎天下に一日中散歩する、というような極端なことはするべきではないですが、

暑い日にも買い物程度の外出をして一汗を流す。

望ましくは、運動をして汗をかく。

そうです。汗をかく行動を日々心がけるようにしていくことが大事です。

 

先の炭鉱労働者や炉のオペレーターは作業中湯水のように汗を流して体温調節しているはずです。

冷房環境に順応しすぎて汗の体温調整機構が弱まってしまうと、

いざという暑熱環境で体温調整機構が発揮できず、熱中症になりやすくなります。

 

 

2.日頃から水分補給を意識的に心がける

水分をとるとトイレが近くなる、太る、と考えて敬遠する方が多いようですが、

水分補給+体外排出の循環は、体の老廃物や異物の早期排出という役割もあり有効です。

普段から水分補給の習慣がない人は、大事な暑熱下でも水分を受け入れないこともあり、

その場合は熱中症の危険性が増します。

暑熱下では当然ながら電解質を含んだ水分で、汗により失われた電解質を補給しましょう。

 

先の炭鉱労働者や炉のオペレーターは

水分とともに塩分補給を欠かさなかったことは広く知られています。

 

 

3.炎天暑熱環境での長時間作業回避の習慣をつける

いくら耐性があったとしても、炎天下や暑熱環境で長時間作業を継続すると、

そのうち体温調節ができなくなり熱中症にかかってしまいます。

ですから、これらの環境で作業せざるを得ない場合には、

短時間で交替するなの意識的に長時間暴露を避けるようにしましょう。

また、日焼けしたいという理由で無駄に炎天環境に滞在するのも危険です。

 

先の炭鉱労働者、炉のオペレーターともに、作業時間が決められ交替制であったようです。

 

 

いかがでしたか、熱中症になりにくい体質つくりに暑熱環境での作業者にヒントをいただきました。

快適な冷房環境に拘れば拘るほど、耐性が弱くなるということを頭の隅において、少し汗を流してみませんか?

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